活動の紹介
営農活動の紹介
天川の農地・水・環境を守る会(営農活動)
天川地区 佐賀県唐津市
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活動組織事例集(天川地区 佐賀県唐津市)営農
地域の状況
当地区では、急傾斜の農地において水稲(コシヒカリ)栽培を中心とした営農が行われている。
標高500m〜600mに位置し、昼夜の温度格差と清涼な湧(山)水を利用するほか、減農薬・減化学肥料による良質米の栽培に取り組んでいます。
地区概要
組織構成員(農家、非農家の合計) 59人
営農活動対象区域内農業者49人
取組面積(協定農用地) 55.66ha
営農活動対象区域内農用地面積11.96ha
先進的営農の取組状況
・作物名米(コシヒカリ)
・農家戸数19戸
・面積11.34ha
・まとまり要件18戸/33戸=54%
・中山間地域等直接支払 55.66ha
活動概要
営農基礎活動
栽培技術研修会の開催
先進的な取り組みにより生産された
農産物の消費者への販売促進活動
販売戦略会議の開催
市内物産館の福岡市内アンテナショップでの天川コシヒカリの試食
販売を実施
市内イベント開催時に試食・販売を実施
これらの活動を通して、生産者の販売意欲や生産意欲が醸成された。
・開催回数
3回
・参加者数
延べ80名
・研修内容
育苗研修会、地域内圃場現地研修会、穂肥診断現地研修会
これらの活動を通して、取組農家の環境負荷低減技術の習得に効果があった。
先進的営農活動
有機物資材の投入による土づくり。
有機質肥料の施用による化学肥料の低減。
温湯種子消毒による化学合成農薬の削減。
窒素の適正施用による化学合成農薬の削減。
県有機農産物等販路拡大対策事業を活用して米袋、リーフレット、搬送用ダンボールケース、幟旗を作成し、試食会や販売促進の取組みを実施。
化学肥料・化学合成農薬の削減による安心・安全な米の生産に加え、良食味を目指し、葉色計を使用した圃場診断を導入。
今後の展望
本事業を活用しながら、安心・安全な環境に優しい水稲栽培の確立に加え、良食味米として高付加価
値化を図ることにより、「天川コシヒカリ」のブランド化を推進する。さらに、売れる米づくりを確立すること
により生産者の生産意欲を向上させ、農村景観の持続可能な維持・保全を目指す。
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